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2007年07月

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2007年07月17日

甲信越の皆さん

大丈夫でしょうか?

余震は比較的少ないようですが、これからも安心できる状態では到底なく
水が足りないということです。

避難されている方、不安な気持ちでいっぱいのことと思います。がんばってください。。

 
私は都心にいて教会で演奏していました。
突然の揺れを、自分の、めまいかと思って弾きながら上のほうをみたら
お花の飾りがぐわんぐわん跳ねるように揺れていて
地震なんだと気づきましたが、焦りました;;

地震の後、屋上から撮った空
070716_1230~01.jpg


友達が以前、日本音コンの本選会で
コンチェルトを演奏中に地震が起こって
オペラシティのパイプオルガンのパイプが揺れて
ぶつかりあってすごい音になって
聴いている私でさえパニックになってしまったことを思い出しました。。
友達は立派に弾ききったのですが私は涙でよく見えませんでした。。
(その音について、地震であわててシンバル落としちゃったのかな?と弾きながら思っていたそうです。) 
 
 
被害に遭われた方たちと新潟の街が少しでも早く回復しますように。
また被害が拡大しないように祈ります。

天災を防ぐことは出来ないけれどせめて
いざというときにどう行動したら良いか
大切な人と話し合いたいですね。

今日は遠くに住んでいる母からすぐにメールがきて
いざというとき連絡がとれなかったらここに連絡しよう、という話をしました。
 
 
 
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

格闘技と音楽

尊敬する、ピアニスト氏とお話していて
おもしろいことを仰ってたのでご紹介したいと思います☆
 
 
彼は格闘技が大好きで、PRIDEを観戦したこともあるそうなんですが
音楽と格闘技はすっごく似てるんだそうです。

格闘家もプロとしてやっている以上、リングの上ではひとつの作品として
お客さんに見せなきゃいけない、、
 
『攻防』を上手くみせられる選手ほど上に行けるのだ、とか。。
 
ふぅぅーん確かに音楽家のステージと似てますね、、、それまでの苦労とか。 
 
 
(私) それで、具体的にどうー似てるのデスカ?(゜Q。)

(ピアニスト氏) だからね、まず一人が攻めるでしょ、第一主題だよね、
そしてもう一人が攻める第二主題、そして殴り合う展開部。。。とかね^^
それがその場で作られていくのはアドリブみたいな感じでジャズに似ているよね。
で、プロレスなんかは再現芸術のクラシックみたいじゃない?台本=楽譜みたいなさ。

 
(私) ほぁーなるほどー!☆  でも、あんなに血を流したり痛い思いしてまで、なんで闘ったりなんてするんでしょ(゜q 。)

(ピアニスト氏) そりゃぁ、命懸けで闘ってるところがお客さんを興奮させるし、、命懸けで闘うために年に数回しか試合できないしすごくたくさんのお金が動くことなんだよね。

(私) なるほどぉ。。命を削るようにして出す音に感動するのと同じよーなことかな(゜Q。)
 
彼の音楽にそういうのを強く感じることがあります。(CDもだけど、特にライヴ)
きっと音楽への真摯さとか深い精神性からきているのでしょう、
霊感を受けてるような音を出される時があって
彼のファンには熱狂的な人がたくさん居ますが、少なからずそういうのに惹かれているのかなぁ。
もちろん彼のキャラクターとかプリンスっぷり(?!)にもでしょうけど(^^).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
 
 
ちなみにPRIDEとかの観戦チケットって、リングの近くだと本当~に高いみたいですネ☆
ホロヴィッツが来日したときでさえ、5万円だったのに・・(笑) 

2007年07月21日

明日はアカデミアコンクール本選会

いよいよ明日は第6回かずさアカデミア音楽コンクール、本選会ですね♪

なんだか私まで体の中からふあーーっと緊張してしまいますがっ (●゜o゜●)三♡)


公式サイトより
♪ 本選のご案内
7/22(日)かずさアカデミアホール メインホール 
開場9:30 審査開始 10:00~  当日券 1,000円 全席自由 
 
7名のコンテスタントによる決勝大会です。 


明日私は会場に聴きにいこうと思ってます♪

パワーをたっくさんもらいにいっちゃぉ☆☆☆

がんばれーーーーっ(^^)

2007年07月22日

かずさアカデミア音楽コンクール 本選会

はぁぁぁー☆
東京駅からバスで1時間、今日はかずさアカデミア音楽コンクールの決勝を聴いてきました☆
 
懐かしく心地よい、かずさアカデミアホールで一日音楽を聴いて
前回お世話になったたくさんの方たちにご挨拶できて
とっても嬉しかったです!

 
とっっても個人的な一聴衆の感想を少し☆

改めて感じたのは、コンテスタントは皆、決死の覚悟で(!)本選のステージに臨んで
すべてを、燃やし尽くす勢いでその持ち時間に懸けてるんだなぁということでした。
プレッシャーや緊張のなかそれに打ち勝つための努力をしてきて
今日、立派にステージを完成させたコンテスタントの方たちは、本当に素敵でした。
 
そしてそういう覚悟から生まれる音って、すごいです。
コンサートとはまた違う、、ある意味、真実味を増すというか、、
演奏中、ときにはグロテスクでさえある音色から、このステージに懸ける
痛いほどの想いが伝わってきて

『これがコンクールの醍醐味だよねぇ~~^^ ぷはーっ☆』 しゅわっ

なんて、やってたわけありませんけど、
むしろ自分の友達以外の方の演奏にもなぜか緊張して
手が冷たくなりながら聴いていましたけれど、、、

でもやっぱりコンクールでしか聴けない音楽ってあるなぁと思って

楽しかったしすごく勉強になりました♪
 
 
それから、限界を設定しない演奏(例えば、舞台上でも、(インスピレーションなど含め)音を求め続けて、絶えず求める音に近付こうとする演奏)はとても魅力的でした。

舞台での可能性が無限大です!わくわくしました。

 
とにかく、輝いてる姿を見て、頑張ろうううっ!と思いました。

ていうか、私、さらわなくては・・・^^;;;;;;;;;;;;

古典を舞台で弾くことの怖さ、感じました!

 
コンテスタントの方、ほんとうにお疲れ様でした!
ゆっくり体と心を休めてください☆

そして入賞者の方コンチェルト楽しんでください^^

今日までのすばらしい経験に心からおめでとうございます。
すてきな一日をありがとうございました^^
 

続きを読む "かずさアカデミア音楽コンクール 本選会" »

2007年07月27日

懐かしい

TVで、ビリーズブートキャンプをぼーっと見ていたら

ある人のことを思い出しました☆

浜松国際コンクール1位のアレクサンダー・ガヴリリュクの師である、ヴィクトール・マカロフ教授です。
(彼をご存知の方は画面の前で^^なことでしょう^^)

大学に招聘され数年間、年10日?ほどの期間日本にいらしていて

私も何度もレッスンをしていただいたのですが、そのレッスンのすごいこと!!

彼のレッスンを初めて目の当たりにした(!)ときの衝撃は忘れられません!
 
 
まず彼はテンションが異様に高く、片手にマイ・メトロノーム(青い円盤型)をほぼ常に持っています。

踊ったり歌ったり足踏みしたり、ときには自らが噴火してしまったりしながら(笑)

熱心に、情熱的に教えてくださるのですが 
 
 
特にエチュードなどのレッスンで毎回のように出てくるのが、マカロフ・タッチと呼ばれる必殺打鍵法

ゆっくりから、仕上がりのテンポの120%のテンポまで(!)マカロフタッチでさらった後

仕上がりのテンポで通常のタッチで弾くと、かなり安定してすばらしく弾ける、というものなのですが

それを実際の公開レッスン中に、やってくださるわけです。。

マカロフタッチは非常に指先をよく使うため疲れるのですが、まずゆっくりのテンポから
メトロノームを鳴らし、徐々に上げていきます。

途中タッチが明確でなかったり、つまづいてしまうと 教授の『んノッ!(No!)』という言葉により
弾きなおします。

そしてやっとの思いで か・な・り 速いテンポまで行ったら、通常のテンポとタッチに戻して弾きます。

すると、弾いてる本人でさえびっくりして目がキラキラしてしまうほどに

すばらしく弾けるわけです。そこでマカロフ教授、すかさず

『GREAT!! FANTASTIC!!!!』


今思うと確かにあの瞬間、マカロフズ・ブートキャンプに入隊していました。

マカロフ氏の「あめとむち」はビリー並でした。

こう書くとなんだかテクニックに偏っているように聞こえるかもしれませんが

全く違って、どのように曲を捉え何を表現したいか、それが一番大切で、

それを達成するためにテクニックが必要だ という順番ははっきりとしていました。

懐かしく。。。またいつか、氏のレッスンを受ける日が来るといいなと思っています☆


ガヴリリュク
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